【ダブル×配達先変更】自己最長ドロップしたときの話【ウーバーイーツワーカーvol.3】

今回はワタシが経験した1000回超の配達のなかで、最長の配達距離を記録したときの話をしたいと思います。


配達員用語
〈ピック〉加盟店で料理を受け取ること
〈ドロップ〉注文者のところに料理を届けること
〈ダブル〉1回のピックで注文者2件分の料理を受け取ること



平均のドロップ距離は?


まず平均的なドロップの距離はシングルで1.5kmほどです。


ダブルの場合、距離はまちまちです。

2件で長くても8km前後が、自転車配達員にふられる限度だと思っています。

*東京の自転車配達員の場合



自己最長ドロップは??km


早速ですが、その時の配達画面をご覧ください


ダブルで11km

これがワタシの自己最長ドロップ距離です。


配達パートナーを始めて2日目の出来事でした、

忘れもしません。


高田馬場のタピオカ屋が鳴り、ピックに向かいました。

注文はタピオカ1本+6本のダブル


お店がまわってなくて到着から30分ほど待たされたでしょうか。

今なら10分待った時点で「キャンセル」してしまいますが

当時はヘンに責任感があったのか、

登録会で「受けキャンはアカ停」と脅されたからか

素直に待ってしまいましたね。



商品を受け取っていざ配達開始


今見返すと、1件目までも4kmくらいありますね。

なかなかのロングドロップ…

そして1件目の配達がタピオカ1本の方という…

このあたりから「あれ?Uberのシステムおかしくない?」と感じるように。


約3kgはある6本のタピオカを背負いながら

2件目は歌舞伎町のホテル街にピンがあり、当然そこに向かいます。


「ホテルから注文とか、どんなパリピが待ってだ」と思いながら

該当のホテルに到着、しかしまさかの注文者不在

ここまで約8km走ってます、当時は赤チャリですがヘトヘトでした。


サポートセンターへ連絡しようとしたときに注文者から電話連絡が

「住所間違えました、◯◯学校まで届けて欲しいです」


…いわゆる「配達先変更」というやつです。


「配達先変更」時の対応方法



注文者が住所入力を間違ってしまった時、

電話やメッセージで注文者から直接「正しい住所」を伝えられることがあります。

その新住所に向かうまでの走行距離も報酬に計上されますのでご安心を。


新住所があまりに遠い場合、配達員の判断で再配達を拒否することもできます。


再配達を拒否する場合でも、赤いピンが立っている位置までは移動しましょう。


UberEatsのルールとして最初に指定された住所(赤いピンが立っている場所)に到着し

10分間注文者と連絡が取れない、または注文者が現れなかった場合配達を完了することが可能です。

念のためサポートセンターへ一報して証左を残しても良いと思います。


*あくまで注文者の落ち度で配達先変更を要望された場合の対処方法です。

アプリの不具合で住所に不備があるケースで、注文者と連絡が取れている場合は新住所へ配達する必要があります。



「新しい配達先」は現在地から約3km…

当時のワタシはやはりヘンな責任感があったのか

「新しい配達先」へ向かうことを了承しました。



いや、正直に言いましょう。

電話の主が女性だったからです。+学校。

「女性を悲しませてはいけない」と強く父から教えられていたワタシは

+3kmの距離を走る決意をし、タピオカを届けました。


正直もうタピオカはぬるくなっていたと思いますが、

申し訳なさそうに「ありがとうございます」と言っていただき、頑張って届けて良かったと心から思いました。


あの時の達成感をワタシは忘れません。

このあと公園で30分くらい休みましたが。



住所変更がなくても8kmダブルです。

長距離ダブルは2件目になった注文者には迷惑なだけです。

1件目の注文者も2件目の注文者も同様に配達料を払っているのに、サービスに差が出るなんておかしなシステムだと思います。


ダブルを受けるかどうかはそれぞれ配達員の自由ですが、現在ワタシは原則受けないようにしています。


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